2026年10月23日、国際ファッション専門大学の小澤茉莉教授による「地域企業論」にて、株式会社Ay代表取締役の村上采が第1回目の講義・ワークショップを実施しました。
今期、村上は同授業のうち全3コマを担当し、地域文化を活用した事業づくりや、伝統産業と現代のファッション・デザインの関係について、実際の事業経験を交えながら学生の皆さんと考えていきます。

第1回の講義では、Ayが取り組む「文化を織りなおす」という事業理念を軸に、群馬県伊勢崎市の伝統織物「伊勢崎銘仙」を活用した事業について紹介しました。
約100年前に人々を魅了した伊勢崎銘仙。その大胆な色彩や自由な図案を現代に生かすため、Ayではヴィンテージ着物のアップサイクルや、歴史的な図案のデジタルアーカイブ、オリジナルテキスタイルの開発などに取り組んでいます。
伝統文化を保存するだけではなく、現代の暮らしや市場の中で再び価値を生み出すには、どのような視点が必要なのか。
地域資源を活用したブランドづくりや、ものづくりを事業として継続していくことの重要性について、Ayの実例を通してお伝えしました。


講義に加え、学生の皆さんと一緒に考えるワークショップも実施しました。
地域に根づく文化や産業を、現代のファッションやデザインとどのように結びつけ、新たな価値へと発展させていくのか。
講演で紹介した事例を踏まえながら、学生の皆さんがそれぞれの視点で考える時間となりました。
ファッションを学ぶ学生の皆さんにとって、デザインの先にある地域産業やビジネスの仕組みに目を向ける機会となれば幸いです。

ファッションは、単に衣服や商品をデザインすることだけではなく、その背景にある文化、素材、技術、産地、そして人々の暮らしとも深く関わっています。
Ayが大切にしているのは、地域に受け継がれてきた文化を、過去のものとして残すだけでなく、現代の社会や経済の中で新たな役割を持つものへと織りなおしていくことです。
残りの授業でも、地域文化とファッションの関係をさまざまな角度から考え、学生の皆さんと学びを深めていきたいと思います。
このたび貴重な機会をいただきました国際ファッション専門大学の皆さま、ありがとうございました。

株式会社Ayでは、大学・専門学校・中学校・高校をはじめとする教育機関にて、地域文化を活用した事業開発、ファッションと伝統産業、起業・キャリア教育などをテーマとした講演やワークショップを行っています。
授業へのゲスト登壇や連続講義、企業・自治体向けの研修などについても、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ:info@ay.style
新商品の入荷情報やイベントのご案内、職人のインタビューなどをお届けします。